MTX 開始時には,副作用予防,早期発見・治療のために,主な副作用の初期症状を十分説明し,投与継続中も患者教育を繰り返し実施する.
骨髄障害,間質性肺炎,感染症などの重篤な副作用については,危険因子の評価と予防対策を実施し,発生時には適切な対処を速やかに行う.
危険因子
予防対策
発生時の対処方法
ただちにMTX投与を中止して、専門医療機関に紹介する。
危険因子
・既存のリウマチ性肺障害
・糖尿病
・高齢
・低アルブミン血症
予防対策
・患者教育(初期症状を定期的に説明)
・診察毎の経皮的酸素飽和度モニター(SpO2)、聴診
発生時の対処方法
ただちにMTX投与を中止して、専門医療機関に紹介する。